マンションの通信簿の現場レポート

第三者の一級建築士による新築マンションの図面チェック、モデルルーム同行の現場レポートです。

マンションの通信簿の現場レポート :大阪府大阪市 Part3-1

私、アネストのスタッフ徳永が、マンションの通信簿(Bコース)の現場に行って参りました。

担当者は丹波和成(1級建築士)さんです。

今回が初のマンションの通信簿の現場経験となります。
ずっと気になっていた『設計図書』の実物をこの目で見る機会です。

マンションの通信簿Bコースのサービスは、契約前の購入予定物件を設計図書とモデルルームから読み取れる範囲で、そのマンションの評価を付けるというサービスです。

マンションの通信簿の報告書では各小項目ごとに評価し点数で表示していますので、本当に通信簿形式で、そのマンションの全体像が掴めるサービスとなっています。

今回は特にグランドオープン前の物件で、モデルルームもお客様ご希望の部屋タイプのものではないと調査前にお客様より伺いましたので、仲々今現在では物件のイメージが掴みにくいのではと思いました。

さて、お客様ご夫婦と合流して現場付近のモデルルームの商談スペースに腰を落ち着けますと、担当の営業の方が早速設計図書を持ってきて下さいました。

「本来は製本されているものなのですが、今回はグランドオープン前ですので、コピーの状態ですがお持ちしました」

どさっとテーブルへ置いて頂いたのが、A2サイズの資料2冊

5cmほどの厚さです。

「これが設計図書です。マンションはこれをもとに造られています

丹波さんがそう言った瞬間に、お客様が

「・・・すごい資料ですね・・・」

と驚いてらっしゃいました。

「しかも何が書かれてあるのかサッパリわかりませんね」

表紙に印字してある目次部分ですら、すでに意味不明です。
お客様と一緒に私も思わず目が点になりました。
「この設計図書とモデルルームを基に、建物全体・住戸・性能・共用部分や、快適性などを見ていきます」

そう言って丹波さんはいつも以上に笑顔。
聞くところによれば、設計図書を見るのがとても好きだそうです。

さて調査開始前に、お客様から丹波さんへ質問がありました。

「通信簿の合格点は何点くらいですか?」

「100点というのは、仲々無いですね。項目ごとに70点以上あれば良いですが、余りにも点数が低い部分があるのは注意です」

「3階か4階の部屋が希望なんですが、2階がキッズルーム兼集会所になっていて、3階の部屋を買うとなるとそこの真上になるのですが、その防音などが気になっていて・・・」

「そうですね、駐車場の入り口もご希望の部屋位置の1階部分に設置されていましたし、資料を見て確認しておきます」

また、事前にお客様より送付して頂いた資料を見て丹波さんがその時点で気付いたことを、お客様へお伝えします。

「ご希望の間取タイプは南向きバルコニーで良い位置にありますね。しかしこのマンションは駐車スペースが少ないと思います。全戸に対し6割の確保はありますが、全戸確保出来ていないのが気になります」

駐車場がマンションで確保できないとなると、別の場所で借りなくてはならなくなりますし、その際の防犯対策や出費も気になります。

その後、丹波さんは設計図書を片手に様々なチェック項目を調べていきました。

*・・・次回へ続きます・・・*

大阪府大阪市の新築マンションの購入前のモデルルーム同行はこちら