内覧会立会い・同行(マンション)の現場レポート

一級建築士による内覧会立会い・同行(マンション)の現場レポートです。

内覧会立会い・同行の現場レポート :滋賀県大津市 Part8-4

内覧会立会い・同行(マンション)(現場:滋賀県大津市)の現場レポートの続編をお送りします。

さて、再び丹波さんの現場へ戻った時には、お客様とご家族様、業者さん、丹波さんとで、各チェック箇所の最終確認を行っているところでした。

すでに陽も傾き、電灯器具の取り付けられていない居室は薄暗い状態でした。
養生テープが貼ってある傷や汚れなどの箇所が、光が足りずに見えにくくなってきています。

丹波さんとお客様がそれぞれ懐中電灯を照らしながら、業者さんと指摘箇所を確認しています。
物件調査の際は、日照の問題もあるので出来る限り午前中開始のほうが良いかもしれないと実感しました。

取れる汚れなどはその場で取り、丹波さんが「この汚れはとれましたよ。どうですか?」とお客様に見て頂きます。お客様に「これなら大丈夫です」と了解を頂ければ、養生テープを剥がします。

その場で落とせる汚れなどがあれば落として、無理なものは指摘事項として施工業者さんへ伝えていく。
そうやって丹波さんはお客様と最終確認を進めていました。

また、リビング入り口の引き戸には指詰めの危険がありました。



引き戸手前の化粧柱が、当初の図面からの設計変更で取り付けられたものとのことで、設計上の問題です。

お客様にもこの引き戸の危険性を確認して頂き、丹波さんから施工業者さんへ指摘事項として伝えますと、立会いされた方では対応出来ないとのことでしたので、この後、受け付けに戻った際に対応方法を回答して頂くこととなりました。

そして全ての指摘事項を確認し終わった頃には、外は夜の帳が降りていました。

長時間にわたる物件調査を終え、お客様やご家族様と一緒に受付へ戻りますと、お客様と丹波さんとで例のリビング入り口の引き戸への対応方法を、担当の方に確認しました。

こういった時にもきちんと施工業者さんへ問題提起が出来、なおかつどういった対処方法が最適なのかを示唆してもらえる専門家の存在は心強いものだなと、私は傍で話を聞きながら思っていました。

最後に丹波さんから業者さんへ、物件内の美装・清掃をきちんとして頂くようにお伝えして、本日の調査は終了しました。

今回、岩崎さんの現場も丹波さんの現場も指摘事項は確かに多かったのですが、そのほとんどが美装や清掃で直るものであるとのことですので、安心しました。

お客様へは、再内覧会時にキズや汚れが補修されているか、また、補修の際に新たな傷などが出来ていないかということもチェックして頂く様に、岩崎さんと丹波さんはお伝えしていました。

内覧会での指摘箇所を補修してもらい、再内覧会の時にチェックする。
そうして買主様が納得した上で、引渡しを受けるのは当然の権利だと思います。

また、万一入居後に不具合があれば、売主側が対処してくれることが多いですが、その辺りを内覧会で確認出来るなら確認しておくのも大事かなと思いました。

今回もとても勉強になりました。

同行させて頂きましたお客様、ご家族様、建築士のお二人、本当に有難うございました。
長時間、お疲れ様でした。

また、丹波さんの調査の模様をお客様のご了承を頂き、写真に収めていたのですが、丹波さんの動きが早過ぎて写真ブレを起こしていました。 素早いのに、丁寧な調査で驚きでした。

滋賀県大津市の内覧会立会い・同行(マンション)はこちら