内覧会立会い・同行(一戸建て)の現場レポート

神奈川県横浜市での一級建築士による一戸建ての内覧会立会い・同行の現場レポートです。

内覧会立会い(一戸建て)の現場レポート :神奈川県横浜市 Part3-3

アネストのスタッフです。前回に引き続き、一戸建て内覧会立会い・同行(現場:神奈川県横浜市)の現場レポートをお届けします。

今回は洗面所浴室の調査からです。

 "洗面所引き戸の鍵がかからない"

ん?

という表情で開け閉めされる山本さん。

私「どうされました?」


山本さん「鍵がかからないんですよ。」

私「え?」



この写真は私が廊下側から撮っています。

内側から(浴室側になりますから脱衣するところから)鍵をかけたのに、するすると開くドア。

『なんでやねん!』

って、つっこみたくなりました。

施工の際、鍵がかかるかどうかを確認しないのでしょうか。実際鍵がかからないところをみると怪しい限りです。

ということでここはひとつ、せっかく大阪からきた私がいるのだから、やっぱりしっかりつっこんでおきます。



「なんでやねん!」(;ー"ー)ノ


玄関の調査に移ります。

私が

『へぇ!そんなところまで!』

と思った、チェック箇所がありました。

それは、玄関のシューズインクローゼット内の調査です。


ものすごく真剣な顔。とてもてきぱきとした仕事っぷりで、次々とチェックされています。
写真ではその速度についていくのが難しいほど。(写真がぶれていることの言い訳にあらず。)



山本「固いですねぇ。」

私「どうしたんですか?」

山本「動きが固い棚板があるんですよ。全部ではありませんけどね。」

と違いを見せてくれる山本さん。

私「でも、しっかり止まってるならいいんじゃないんですか?」

山本「この棚の高さを調整する際には、棚板をはずさないといけませんよね。その時にスムーズに取り外しできるぐらいのゆとりがないんです。」

私「なるほど!」

はずしにくく、はめにくい棚板かぁ。それは使いにくい!

靴って高さを揃えた方が綺麗に収まるし、棚の高さを確かに変えますよね。そういえば私も、ブーツ収納の為に棚の高さを変えたことがあります。(といっても我がマンションにはシューズインクローゼットはありませんので、靴箱の話です。)

山本「調整してもらいましょうね。」

私「どんな風に調整するんですか?」

山本「板を少しカットするんですよ。」

私「あっ、そっか。ほんと素人質問ですみません。」

山本「いえ、いえ、わからないところはどうぞご遠慮なく質問して下さい。」

お客様も

『こんなこと聞いていいのかな?』

と思われることもあるでしょうが、わからないことがあればどんどん建築士に質問して下さいね。数々繰りだす私の超素人質問にも、超わかりやすく回答してもらいましたから。

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